1. HOME
  2. 熱中症から家族を守ろう!子ども・高齢者は特に気を付けて!

熱中症から家族を守ろう!子ども・高齢者は特に気を付けて!

こんにちは。子育てママのゆきです。

暑い日が続きますが皆さん体調崩されていませんか?

今年の夏は例年以上に猛暑日が続いていますし、さらにコロナ対策としてのマスクの着用から熱中症で運ばれる患者さんが急増しています。
総務省消防庁が発表したデータでは、2020年7月13日~7月19日の1週間での熱中症救急搬送人員数は1337人にもなっているのです。

熱中症についてのコラムを7月に一度書かせていただきましたが、患者さんがさらに急増していることから、もう一度熱中症についてご認識いただいて、ご家族や周りの方の安全を確保していただけたらと思います。

子どもの熱中症を見分けるには?

身体の中に溜まった熱を外に出すことが出来ず、体温を下げられなくなり、さらに体の中から水分が失われ、身体の芯の部分の体温が上がってしまうと熱中症になってしまいます。

この熱中症のサインとしては

・子どもの体温が38℃以上になっていないか

・身体が熱いのに汗をかいていない

・おしっこの量が少なくなっている

・皮膚が乾燥して熱くなっている

これらの症状のうち、どれかが現れていたら熱中症になっている可能性が高いと考えてください。
もしかして熱中症かも?と思ったら、応急処置として「体を冷やすこと」です。
そして水やスポーツドリンクなどを飲ませて「水分補給」するようにして下さい。

熱中症応急処置①身体を冷やす

・日陰、エアコンが効いた場所に子どもを移す

・首、わきの下、足の付け根などを冷やす

・身体を濡れタオルで拭いて、うちわで扇ぐ

野外で子どもが熱中症と思われる症状が現れたら、すぐに日陰かエアコンが効いた場所に子どもを移してください。
その後、氷や凍らせたペットボトルなどを使って、首・わきの下・足の付け根などの太い血管が通る場所を冷やしましょう。
そして少しでも体温が下がるように、子どもの身体を濡れタオルで軽く拭いてあげて、うちわで扇ぎ、気化熱の力を借りて体温が下がるようにしてください。

冷却グッズを使うときにはご注意を!

冷却シートは、貼ることで冷感を味わい爽快感を得られるためのグッズです。
残念ながら、熱中症の熱を下げる効果はありません。
氷などを使って、直接的に体温を下げるようにしてあげてください。
また、大人が使う冷却スプレー・制汗スプレーは子どもの身体を冷やす目的で作られた製品ではないため、必要以上に体温が下がってしまう可能性があります。ご注意を。

熱中症応急処置②水分補給をする

身体を冷やしつつ、水分もしっかりと補給させるようにしてあげましょう。
この時にできれば、スポーツドリンクではなく経口補水液を飲ませてあげるようにしましょう。
経口補水液は別名「飲む点滴」と呼ばれています。
水分も塩分も経口補水液の方が効率的に身体に吸収されるため、熱中症の処置には経口補水液の方が効果を発揮します。
また乳幼児、幼児の場合はそれぞれ次のように処置をしてください。

乳児・・・母乳やミルクを飲ませてあげる

幼児・・・乳幼児用のイオン飲料や、いつも飲んでいる麦茶・ジュースなど

意外に思えるかもしれませんが、乳児には母乳を飲ませてあげてください。
母乳には赤ちゃんに必要な塩分も糖分も水分も含まれています。
だから熱中症が疑わしい時も安心して母乳をあげてくださいね。

熱中症の処置には「身体を冷やす」と「水分補給をする」の両方を同時に行う必要があります。片方だけの処置では十分ではありません。

熱中症はなにより予防が大切!

熱中症は、なってしまうと命の危険性もある病気です。
しかし、きちんと対策をとっておくことで予防ができる病気です。
室内でエアコンを使用することにも、
「エアコンのせいで体温調節機能が低下してしまうのでは・・・」と不安に思われるママもいらっしゃるかもしれませんね。
確かに汗をかく汗腺の発達は2歳半頃までに完了すると言われています。
しかし汗をかかせる必要があるからと、38℃近い真夏の日中に乳幼児を連れ出すのは、もはや命に関わりますので、真夏は冷房をしっかり使って熱中症対策をしていただきたいと思います。
もう少し季節が進み、気温が下がると外出しやすくなります。
暑さが和らいでから、子どもさんと外出したり外で運動させて、たっぷり汗をかかせるのも一つの手です。
コロナ渦中ということもあり、今も不要不急の外出は避けるのがベターな状況です。
熱中症予防の観点も含めて、今年の夏は必要な時以外は外出しないようにしたほうが良いかもしれませんね。

周りの高齢者に目配りを!

そして最後に付け加えたいのが、熱中症の搬送患者の半数以上が高齢者であるということです。

皆さんのご両親、子どもさんのじいじ・ばあばにも今一度目配りいただき、気温の高い日中の不要不急の外出は控え、冷房の効いたお部屋でなるべく過ごしていただけるよう、ご家族からご連絡していただけるとありがたいです。

今回は急増している熱中症の応急処置と対策をご紹介しました。
万が一の備えに、知識として再確認していただけると嬉しいです。
本日もお読みいただきありがとうございました。

ぜひその悩みを助産師に相談してください!
コラムの内容についてなど、ご相談したいことがありましたらお気軽に助産師へご相談ください。
日本初、全国の助産師を可視化した助産師検索サイト「Meets the Midwife」はコチラ!https://mtmidwife.jp/