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「腸活」って知ってる?腸内細菌が育つ実践的な暮らし方

こんにちは。子育てママのゆきです。
前回は腸内細菌と免疫機能の関係性についてお話させていただきましたね。
生きるために必要な営みを支え、免疫機能の働きにも欠かせない腸内細菌。
でも現代的な生活でダメージを受けています。
感染症や病気を恐れないためにも、暮らしの中で腸内細菌や微生物にとってよい生活を意識してみませんか。

腸内細菌のベストバランス

皆さん、腸内細菌のベストバランスって知っていますか?
菌のバランスが、善玉菌2割・悪玉菌1割・日和見菌7割二」保たれていることが、腸内環境がよい状態なんです。
善玉菌は、悪玉菌がいないと悪さをしたり、さぼることも。
悪玉菌の中には、必要な働きをするものもいます。
また、善玉菌でも、ビフィズス菌など1種類だけを集中して摂ると、全体のバランスが崩れます。
様々な菌との共存が不可欠です。

十人十色の腸内細菌

腸内細菌は、免疫力のカギとなるほか、消化吸収、栄養素の供給など、ひとがい生きるために欠かせない様々な役割をも担います。
腸内細菌のバランス(上記参照)が良好なら、免疫力は高いうえ、病気などから治る力=自然治癒力も発揮されます。

また、腸内細菌は、場所、気候、食べ物などによって、一人ひとり異なります。縄張り意識が高く、3歳までに定着した菌はなかなか変化しないため、子どもの時から腸内細菌によい暮らしを送ることが大切です。
とはいえ、その後も腸内細菌の状態は変わります。
食事や日常生活が自然に沿っていれば、状態はよくなります。
逆に、化学物質や、抗生剤など、不自然なものは腸内細菌のダメージに。
不自然なものが蔓延しすぎたことで、現代人は病気になりやすくなっています。
何かあってから対処するのではなく、食べ物と日常生活を整えることで、備えは万全になります。

実践1.腸内細菌の視点で食べるものを考える

からだをつくる食べ物は、腸内細菌にとってもエサとなるため重要です。
食の基準は「自然なもの」かどうか。地域の自然な土壌で育った野菜には、その土地に合った菌がたくさんついていて、栄養もたっぷり。
発酵食品もいいでしょう。
腸内細菌が元気なら、たくさん食べなくても、必要な栄養をつくり出してくれます。
子どもが小さい時から、大人も一緒に自然なものを食べる習慣を。

ポイント①基本は和食中心
日本人には、和食がもっとも合っています。
腸内細菌のエネルギー源となる玄米などの炭水化物(多糖類)に加えて、味噌汁、漬物が基本です。

ポイント②有機・自然農法の野菜
微生物がたくさんついていて、栄養が豊富!

ポイント③天然の調味料
天然の材料から、昔ながらの製法で作られた調味料が一番です。

ポイント④食物繊維
腸内環境を整えるには、水溶性(昆布、わかめなど)と不溶性(穀類、豆類、きのこ類など)の食物繊維をまんべんなく摂ります。

ポイント⑤まごはやさしい
豆、ごま、わかめなどの海藻類、野菜、魚、しいたけなどのきのこ類、いも類も、バランスよく摂ることで腸内環境が整います。

ポイント⑥発酵食品
味噌、醤油、漬物などの発酵食品には微生物がたっぷり。腸内に多様な菌をもたらします。

ポイント⑦身土不二
その土地でとれた、旬の食材をいただきます。感謝のこころも忘れずに。

ポイント⑧一物全体
未精製のもの、生き物として完全なものを丸ごといただけば、よく噛むことにも繋がります。

実践2.「自然かどうか」が病気にならないからだづくりの基本

日常的に行っている習慣も腸内細菌にとって大切。
ここでも「自然かどうか」を基準にしてみると、情報に振り回されることもありません。
これから紹介することは、子どもの育ちにも必要なことばかりなんです。
ただし、理想ばかりを追い求めると、現実から離れて、ストレスになります。
不自然なことをしないでできることを、少しずつ増やしていくことが、病気にならないからだを作ります。

ポイント①メリハリのある生活
食べる・寝る・あそぶを、時間を決めてメリハリをつけて営むといいでしょう。
子どもには、基本の生活リズムの安定が欠かせません。
安定すると、腸内環境や自律神経のバランスが整います。

ポイント②外で土に触れる
外遊びや、家庭菜園などを通じて、土に触れる機会を増やしましょう。
さまざまな微生物と触れることで、腸内細菌の種類も豊富になります。

ポイント③適度に運動する
子どもにとって、とくに重要なのが外遊び。
日光に当たって、適度に運動することで、血流も良くなるので、冷えにも効果的。精神面でもリフレッシュできます。

ポイント④手作りする
食べるものをはじめ、手間暇かけて何かを作ることは、こころとからだの健康につながります。
親子で共通の楽しみを見つけるのもいいでしょう。

ポイント⑤人と触れ合う
こころとからだは呼応し合っています。
ストレスが腸内環境の状態を悪くすることもあれば、その逆もしかり。
親子の触れ合いや友達と遊ぶことが大切。
成長にはひとと関わることが必要です。

いかがでしたか。長くなりそうなので本日はここまでです。
実践の2つ目までお話しました。
小さなお子さんがいるご家族の皆さん、少しでも普段の生活の中で意識してみてはいかかでしょうか。
また次回具体的な実践の続きをお話ししたいと思います。



本日もお読みいただきありがとうございました。


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