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45才以上の出産は増加している!?

こんにちは。助産師のサキです。

2019年も残すところ2ヶ月を切りましたが、2019年度の出生数が90万人を下回るといわれていることをご存知ですか?

出産期の女性が少なくなったことが原因と言われておりますが、私は産みにくい育てにくい日本の社会にこそ原因があると考えています。

では近年の人口動態はどうでしょうか。振り返っていこうと思います。

(以下人口動態はH30年度厚生労働省より抜粋しております。)

●人口が年々減少していく日本への不安●

近年、日本の人口は連続12年間、出生数より死亡数が多いため減少しています。 平成30年の出生数は91万8397人、死亡数は136万2482人です。 自然増限数(出生数と死亡数の差)は44万4085人です。

これらの自然増限数が今後も減少していくと、社会保障制度や経済状況に大きな影響を与えることが考えられ、日本においてとても大きな問題となっています。

●45歳以上の超高齢出産は増加している

● 出生数は91万8397人で、前年より2万7668人減少しています。 平成30 年の合計特殊出生率は1.42 で、前年の1.43 より低下しています。

しかし、驚いたことに出生数を母の年齢(5歳階級)別にみると、44歳以下の各階級では前年より減少していますが、45歳以上のみ前年より増加しています。 これらのことから超高齢産婦が増えているということがいえます。 45歳超えの超高齢出産は母体合併症のリスクが著明に高くなり、帝王切開率が上がります。 妊娠経験の有無によってなどで影響も異なりますが注意深い母子管理が必要になってきます。

●高齢出産は依然として多くなっている

● 第1子出生時の母の平均年齢は上昇傾向です。 平成27 年以降から連続して30.7歳となっています(表3参照)。
(表3)第1子出生時の母の平均年齢の年次推移 年次   

高齢初産が増えていること、およそ20年の間に4歳も平均年齢が上がっていることがわかります。これらの原因は晩婚化や女性の社会進出、仕事と子育ての両立の負担感が増大していることなどが背景にあると言われています。

●死産数は低下している

● 死産数は1万9608胎で、前年の2万358胎より750胎減少し、死産率(出産(出生+死産) 千対)は20.9で、前年の21.1より低下しています。

●婚姻数とともに離婚率も減少傾向。晩婚化が影響か

● 婚姻件数は58万6438組で、前年の60万6866組より2万428組減少しています。 平均初婚年齢は夫31.1歳、妻29.4歳で、夫妻ともに前年と同年齢となっています。 離婚件数は20万8333組で、前年の21 万2262組より3929組減少していますが、離婚率も依然として高いといえます。

これらの背景には未婚や非婚化が進んでいることが影響しています。 2019年の出生数は90万人を下回るという新聞記事も出ており、経済面では労働力人口の減少に伴う経済成長への影響、また、社会保障の負担増額など国民生活水準への影響も懸念されています。

晩婚化、結婚数の減少、出生数の減少、人口減少と全て繋がっていると感じました。 そもそもの晩婚化の原因は結婚や出産に対して、前向きでないイメージが強いことや育児などに対してのフォローが少ないことなどが考えられるので やはり出産や子育てがしやすい社会の風潮に変えていかなければどうにも止められない流れだと危機感を覚えています。

私達の発する情報をみることで、個人レベルで何ができるか考える。そういうきっかけになればいいなと思います。

今後も助産師目線で気になる情報があれば共有していければと思っております。

みなさまのご意見や疑問に思うことなどあれば是非問い合わせからご連絡くださいね。

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