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クループって知ってる?

こんにちは。子育てママのゆきです。12月に入り寒くなってきましたね。

みなさんクループという病気をご存知ですか?
寒くなってくると様々な感染症が流行り出します。
本日はその中でもクループについてお話ししたいと思います。

クループとは?

口から吸った空気は口→のど(喉頭)→気管→気管支を通って、肺に入ります。
この空気の通り道の途中でのどの奥に声を出すための声帯という気管があり、この周囲を喉頭といいます。

かぜのウイルスが喉頭に感染して喉頭が腫れるのがクループです。
鼻水や軽いせき、発熱といった風邪のような症状から始まります。
そこから「犬吠様咳嗽(けんばいようがいそう)」と呼ばれる、犬やオットセイの鳴き声のようなせきや、「喘鳴(ぜんめい)」と呼ばれる狭い気道を空気が通る時の「ヒューヒュー」という音、「嗄声(させい)」と呼ばれるかすれた声などの特徴的な症状が現われます。

クループは主に生後3か月~3歳の子どもがかかりやすい病気です。
原因はウイルス感染症で、最も一般的な原因は「パラインフルエンザウイルス」という冬に流行るウイルスが原因になることが多いです。
しかしRSウイルスや、ヒトメタニューモウイルス、インフルエンザウイルスなど他のウイルスが原因となることもあり、年中いつでも起こりえます。

症状は、夜に悪化する傾向があり、朝方から昼間に一度良くなっても夜にはまた悪化するという経過を数日繰り返すこともあります。

次第に改善して1週間以内に消失することが多いですが、症状の程度は様々で、ときに気道が腫れて呼吸困難を起こすことがあり注意が必要です。

クループで気を付けることは?

クループでお母さんたちに気を付けていただきたいことは、普通の風邪とはせきが違うということです。
上記では犬やオットセイの鳴き声という風に表現しましたが、典型的なせきではない場合もあり、一概にそうとは言えないため、子どもさんが普段とは違うせきをしていたり、呼吸を苦しそうにしている場合は早めの受診をお勧めします。

小さいお子さんは呼吸が苦しいということも自分では訴えられないことが多いです。
いつもより呼吸数が多かったり、肩を上下に動かして呼吸していたりする時は呼吸が苦しいという体の表現です。

また特徴として、クループでは息を吸い込むときにキューキューという大きな呼吸音(吸気性喘鳴)がします。
吸い込むときと吐き出すときどちらで音が聞こえるかというのも見分ける大きなポイントになるのです。

例えば、泣き声というのは呼気で聞こえます。
つまり、泣き声と交互に聞こえる音は吸気性喘鳴であるということです。

子どもさんがしんどい時には、お母さんたちもきっと焦ってしまうと思いますが、普段から子どもさんの様子を観察していただき、いざと言う時の知識として役立てていただけたらと思います。