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熱中症から家族を守ろう!子どもは特に気を付けて!

こんにちは。子育てママのゆきです。
暑い日が続きますが皆さん体調崩されていませんか?

今年の夏も、例年に引き続きコロナ対策と並行していく必要があるため、マスクをつけることでさらに熱中症のリスクが上がると言われています。
もうすでに熱中症で搬送されたというニュースがよく聞かれていますね。
一般的に子どもは身体の機能が未熟なため、大人よりも暑さに弱く熱中症になりやすいと言われています。

本日は熱中症の症状や対策についてお話していきます。

子どもの熱中症を見分けるには?具体的な症状

身体の中に溜まった熱を外に出すことが出来ず、体温を下げられなくなり、さらに体の中から水分が失われ、身体の芯の部分の体温が上がってしまうと熱中症になってしまいます。

熱中症は重症度によって3つの段階に分類され、それぞれ現れる症状が異なります。
子どもに起こる熱中症の特徴を、重症度別に詳しく見ていきましょう。

①Ⅰ度(軽度)

意識に異常はありませんが、暑さによる大量の発汗が原因で体の水分と電解質が失われた状態です。
体温は徐々に上昇し、立ちくらみやめまい、ふらつきなどの症状が見られます。
また、運動をしている最中や運動後には、電解質バランスの乱れによってささいな刺激で筋肉が過剰な収縮を起こし、いわゆる「足のつり」と呼ばれるこむら返りを発症するケースも多いです。

熱中症になった子どもは、口やのどの渇きを自覚して水分を欲しがる、尿の色が濃い、身体が熱いといった症状を訴えることが多いですが、うまく症状を表現できない子は、なんとなくぐったりして元気がない、機嫌が悪い、あくびが出る、顔が赤い、大泉門(乳児の額の上部にある骨と骨のつなぎ目)が陥没しているなどの少し分かりにくい症状しか出ないケースもあります。

②Ⅱ度(中等度)

体温は38度前後まで上昇し、脱水や電解質バランスの乱れもどんどん進行するので、医療機関での治療が必要な状態です。
この段階まで進行すると、呼びかけに対する反応が薄くなり、いつもと違う行動をするといった意識の異常が目立つようになります。
また、疲れやだるさを感じてぐったりした様子となり、頭痛、吐き気・嘔吐、下痢、寒気などの具体的な症状を伴います。
この状態に当てはまる場合は病院へ連れていきましょう。
無理な場合は救急車を呼びましょう。

③Ⅲ度(重度)

Ⅱ度の段階で適切な応急処置や治療を行わないと、脳にもダメージが残るような深刻な状態になります。
体温は40℃近くまで上昇し、汗はかかなくなります。
ひどい場合には、意識消失や全身のけいれんなどが見られます。
まっすぐ歩けない、ぐったりして起きられない、呼びかけに目を開けない、といった症状があるときは極めて早急な対処が望まれます。
後遺症が残ってしまうケースもあります。
1つでも症状が当てはまる場合は救急車を呼びましょう。

もしかして熱中症かも?と思ったら、応急処置として「体を冷やすこと」です。
そして水やスポーツドリンクなどを飲ませて「水分補給」するようにして下さい。

熱中症応急処置

①身体を冷やす

・日陰、エアコンが効いた場所に子どもを移す
・衣服をゆるめ、靴や靴下を脱がせる
・首、わきの下、足の付け根などを冷やす
・身体を濡れタオルで拭いて、うちわで扇ぐ

野外で子どもが熱中症と思われる症状が現れたら、すぐに日陰かエアコンが効いた場所に子どもを移してください。
その後、氷や凍らせたペットボトルなどを使って、首・わきの下・足の付け根などの太い血管が通る場所を冷やしましょう。
コンビニにいけば、かち割り氷などの大き目の氷を売っていますので、いざという時におすすめです。
そして少しでも体温が下がるように、子どもの身体を濡れタオルで軽く拭いてあげて、うちわで扇ぎ、気化熱の力を借りて体温が下がるようにしてください。

冷却グッズを使うときにはご注意を!

冷却シートは、貼ることで冷感を味わい爽快感を得られるためのグッズです。
残念ながら、熱中症の熱を下げる効果はありません。
氷などを使って、直接的に体温を下げるようにしてあげてください。

また、大人が使う冷却スプレー・制汗スプレーは子どもの身体を冷やす目的で作られた製品ではないため、必要以上に体温が下がってしまう可能性があります。ご注意を。

②水分補給をする

身体を冷やしつつ、水分もしっかりと補給させるようにしてあげましょう。
できれば、スポーツドリンクではなく経口補水液を飲ませてあげるようにしましょう。
経口補水液は別名「飲む点滴」と呼ばれています。
水分も塩分も経口補水液の方が効率的に身体に吸収されるため、熱中症の処置には経口補水液の方が効果を発揮します。
また、乳幼児・幼児の場合はそれぞれ次のように処置をしてください。

乳児・・・母乳やミルクを飲ませてあげる
幼児・・・乳幼児用のイオン飲料や、いつも飲んでいる麦茶・ジュースなど

意外に思えるかもしれませんが、乳児には母乳を飲ませてあげてください。
母乳には赤ちゃんに必要な塩分も糖分も水分も含まれています。
だから熱中症が疑わしい時も安心して母乳をあげてくださいね。
熱中症の処置には「身体を冷やす」と「水分補給をする」の両方を同時に行う必要があります。
片方だけの処置では十分ではありません。

熱中症はなにより予防が大切!

子どもは熱中症になりやすく、発症した場合は重症化するスピードも速いのが特徴です。
子どもは自分自身で熱中症対策をすることはできないため、わが子を守るためにもパパ・ママが徹底した予防対策を行いましょう。

①こまめな水分補給

子どもは必要な水分量が多いため、発汗によって失われた水分と電解質をこまめに補給することが大切です。
本人がのどの渇きを訴えたときにはすでに多くの水分量が失われている可能性があります。
熱中症を予防するには、のどの渇きを訴える前に水分補給をしましょう。
具体的には20分おきに100~250mlの水分補給がよいとされています。
外出時は水筒などを持ち歩いてどこでも水分補給ができるよう準備しておきましょう。

②気温が高い時は外出を控える

子どもは外で遊ぶのが大好きですが、気温が28℃を超えると熱中症を発症しやすくなります。
特に31℃以上になると運動などをしていなくても熱中症になる危険があります。
無用な外出は避けた方が無難ですが、外出する場合も、午前中や夕方など気温が低い時間帯を選びましょう。
また、暑い日は室内の温度も上昇しますので、エアコンや扇風機を使用して過ごしやすい室温にキープすることも大切です。

③こまめに休憩をとる

子どもは夢中で遊んでいると体調の変化などに気付かず、重症化して初めて発見されるケースも少なくありません。
特に外遊びのときは、汗の量や、顔の赤さなどをよく観察して15~30分に1度は木陰などの涼しい場所で休憩するよう促しましょう。

コロナ渦ということもあり、お店に入るとき等はマスクを着用することが求められるケースも多いと思いますが、屋外の暑い場所では、適宜マスクを外し熱中症予防にも気をつけていただきたいと思います。

周りの高齢者に目配りを!

そして最後に付け加えたいのが、熱中症の搬送患者の半数以上が高齢者であるということです。

皆さんのご両親、子どもさんのじいじ・ばあばにも今一度目配りいただき、気温の高い日中の不要不急の外出は控え、冷房の効いたお部屋でなるべく過ごしていただけるよう、ご家族からご連絡していただけるとありがたいです。

今回は急増している熱中症の応急処置と対策をご紹介しました。
万が一の備えに、知識として再確認していただけると嬉しいです。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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