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妊娠から出産当日まで リアル・シミュレーション~はじめての妊娠 はじめての出産 Vol.2~

こんにちは。子育てママのゆきです。
さて、今回は前回の続編で、妊娠後期編です。
さっそくお話していこうと思います。

【妊娠後期】早く生まれて欲しい「焦燥期」。
「まだいていいよ」の余裕を持って

おなかの重みが増して、胃もたれや腰痛などのトラブルが起こりがちになってきます。
入院時の荷物の用意やベビー用品の最終チェックをする、仕事を引き継いで産休に入るなど、体を気遣いながら最後の準備に入りましょう。
里帰り出産の場合は、余裕を持って34週頃までに帰省します。
留守中、どこに何があるのかも夫にわかるようにしておくことも大切です。
臨月になったら、いつでも入院できるように荷物をまとめ、玄関などわかりやすいところへ置いておきましょう。
タクシー会社や夫の職場など、いざというときの連絡先は、一覧表にして見やすいところに貼っておくと便利です。
臨月になったらママは「早く生まれて欲しい」と思いがちです。
特に予定日を過ぎたりすると、周囲から「まだ?」と言われてイライラすることも。
でもきっちり予定日に生まれるのは20人に1人くらいなんです。
焦っても仕方ありません。
赤ちゃんがおなかにいる一体感を味わえるのもあとわずかなので、「少しでも長くおなかの中にいてもらい、二人一緒の時間を楽しもう」といえるくらい、気持ちの余裕があるといいですね。

赤ちゃんは、自分にとって一番いい時期に陣痛というサインを送って生まれてきます。
赤ちゃんと自分の体を信じて、その日を待ってあげましょう。

8か月(28~31週)

ママ:子宮底長25~28cmくらい。
おなかの重みが増し、腰痛や背中の痛みがあったり、胃が押し上げられてムカムカすることも。
おなかが張ることも多くなるので、疲れたら休むようにして、無理をしないよう心がけます。
妊娠高血圧症候群や早産などの危険が増す時期なので、栄養バランスに気をつけた食事や十分な休息を心がけましょう。

赤ちゃん:身長35~40cmくらい。
体の主な器官が完成し、皮下脂肪もついてシワシワだった皮膚が伸びてきます。
明るい・暗い程度の視覚も発達。呼吸に似た運動(呼吸様運動)も始めます。
羊水は増えなくなり、大きく動いていた赤ちゃんも位置が定まってきます。

9か月(32~35週)

ママ:子宮底長28~31cmくらい。
大きくなった子宮が内臓を圧迫して、動悸や息切れ、胸やけなどが頻繁に起こります。
以前よりお腹が張りやすく、疲れやすくなるでしょう。
赤ちゃんの頭で膀胱が押され、頻尿や尿漏れを起こすことも。
医師から特に注意されなければ、適度な運動も必要です。
骨盤や股関節をよく動かすよう心がけましょう。

赤ちゃん:身長40~45cmくらい。
ふっくらした体格・顔つきに。肌がピンク色になり、髪が増えて、手足の爪も伸びます。
表情が豊かになり、外からの刺激に快・不快を表すように。
赤ちゃんの位置が決まり、多くは頭位(頭を下にした位置)に落ち着きます。

10か月(36~39週)

ママ:子宮底長32~35cmくらい。
女性ホルモンの影響で子宮口が伸びやすく、開きやすい状態に変化します。
妊婦健診が週1回になり、その都度内診で子宮口の状態をチェック。
おしるし(少量の出血)がある人も。
おなかの張りを頻回に感じるようになりますが、不規則な張りなら様子を見て。
規則的になったらいよいよお産の始まりです。

赤ちゃん:身長45~50cmくらい。

4頭身ほどの立派な赤ちゃんになり、いつ生まれても大丈夫。
生まれてすぐにおっぱいが吸えるように口周辺の筋肉や歯茎が発達します。
20~30分ごとに寝たり起きたりを繰り返し、生活リズムの基礎が出来上がるのもこの時期です。

10か月に入ったら‥お産の気配に気付こう

お産が近づいてくると、少しずつ体に変化が現れます。
それは「そろそろ生まれるよ」という赤ちゃんからママへのサイン。
まず今まで頻繁に動いていた赤ちゃんが、あまり動かなくなります。
これは、赤ちゃんの頭が骨盤の入口あたりまで下がってきて固定されるような状態になるためです。
下がってきた赤ちゃんに膀胱が押されて、頻尿になる人もいます。
今まで胃が圧迫されて苦しかった人は、つかえがとれたようになります。
ここで油断してたくさん食べると、急に太ってしまうので注意しましょう。
赤ちゃんの頭で腸が押されて下痢をしやすくなったり、足の付け根の神経が圧迫されて痛んだり歩きにくくなったり。
ほかにも何となくボンヤリしたり、眠りが浅くなったりする人もいますが、それはお産が近づいてきた証拠。あまり気にしないようにしましょう。

お産が近づいたことを知らせる2つの大きなサイン

【おしるし】

お産が近づいて起こる子宮収縮により、卵膜が子宮からはがれて出血します。
おりものにうっすら血が混じったようなものが多いですが、生理くらいの出血があることも。おしるしがないまま出産が始まる人もいます。

こんなときは病院へ‥おなかの痛みを伴う、出血量が増えているなどの時は受診を。胎盤がはがれかかっている場合があって危険です。

【前駆陣痛】

お産が近づくとときどき子宮収縮による痛みを感じるように。
おなかの張りや、胃腸の痛みとは違う、生理痛のような痛みです。
痛みの質は陣痛と似ていますが、規則的ではなく、しばらくすると治まってしまいます。

こんなときは病院へ‥動けないほどの痛みがあり、おなかがカチカチに張っていたらそれは緊急事態です。早急に受診を。

「破水」から始まるお産も→すぐに病院へ

子宮口が開ききって卵膜が破れ、羊水が流れ出ることを破水といいます。
陣痛開始前に破水した場合は、細菌感染の恐れもあるので、入浴などはせずすぐに病院へ向かいましょう。

いかがでしたか。
今回は妊娠後期の体の変化についてお話しました。

次回はいよいよ出産編です。
実際に出産はどのように進むのか、そして産後のポイントなどについてお話しできたらと思います。

本日もお読みいただきありがとうございました。


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