株式会社With Midwifeは創業5周年を迎えました
2024年11月1日、株式会社With Midwifeは創業5周年を迎えました。これまで支えてくださった、すべての皆さまに深く感謝申し上げます。
今後ともどうぞ温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役の岸畑聖月より、ご挨拶をさせていただきます。
株式会社With Midwife 創業5周年のご挨拶
皆さま、いつも株式会社With Midwifeに温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。おかげさまで、私たちWith Midwifeは本日、創業5周年を迎えることができました。この節目にあたり、代表としての感謝とともに、今後の展望についてお伝えいたします。
私たちの社名にある「Midwife」は助産師と訳されますが、私たちはその語源を【寄り添う人】と解釈しています。「生まれることのできなかった、たったひとつの命でさえも取り残されない未来」をつくりたい──その想いから、私たちの歩みが始まりました。
助産師として日々活動する中で、妊娠や出産、そして育児という人生の大きなライフイベントに対する支援がまだ十分とは言えない現実を痛感しています。また、近年では若年層の「孤独」や労働者の「自死」など、いのちにまつわる社会課題は増加傾向にあります。だからこそ私たちは、単に医療現場にとどまらず、職場や家庭など多様な環境において、「Midwife(寄り添う人)」やそれに付随するテクノロジーを通じて、一人ひとりの”生きる”を支えられる仕組みづくりに取り組んできました。
この5年間、本当に多くの挑戦を経験してまいりました。法人向けの伴走型従業員支援サービス「The CARE」をはじめ、企業様と共同で進めたフェムテック事業、医療専門職のリスキリングサービス「License says」、性教育ボードゲーム「Genie」の開発など、皆さまのご協力により、多様なニーズに応える新たな価値を社会に問いかけることができました。もちろん、思うように進まなかったこともありましたが、そのたびに諦めず、軌道修正をしながら進んできたことはすべてよき思い出です。そして、お客様とともにサービスを拡大していくなかで、私たちは助産師としての医療専門知識をよりクリエイティブにし、社会から評価されるビジネスとして昇華する力も養うことができました。
ここまでの成長の基盤を築いてくれたのは、当社のメンバーや関係者の皆さまです。彼らの努力と情熱、諦めない姿勢がなければ、今日の私たちは存在しなかったでしょう。何もないベンチャー企業の中でも、全員がいきいきと仕事に取り組む姿を目にするたび、その分事業が前進し、助産師としての役割が社会に広がり、多くの命と生活を支えていることを実感します。
今日もまたここまで来られたことにまず感謝し、一方で、できなかったことへの悔しさもしっかりと受け止め、また今日から歩みを進める、それだけです。
創業当初から変わらず私たちが目指しているのは、医療専門家がそれぞれの分野を超えて、新しいテクノロジーを活用しながら、社会にとって不可欠な存在として変化し、いのちが健全に循環する社会へと貢献することです。まだ道半ばではありますが、来年に迫る大阪・関西万博を契機として、助産師をはじめとした医療専門性を活かし、さらにサービスを磨き、新しい価値創造に挑戦してまいります。
新型コロナウイルスの蔓延と共に走り出した起業。5周年という一つの節目を迎え、これまで支えてくださったすべての皆さまに深く感謝申し上げます。これからもWith Midwifeは引き続き、「生まれることのできなかった、たったひとつの命でさえも取り残されない未来」の実現を目指して精進してまいります。今後ともどうぞ温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2024年11月1日
株式会社With Midwife
代表取締役 岸畑 聖月