Portfolio(26) What We Do

With Midwifeが0から確立した顧問助産師サービスThe CAREは新しすぎる概念で、その全容は言葉だけではなかなか伝えられませんでした。そこで、実際に従業員の方が妊娠してから復職するまでのサポートの様子を動画にまとめました。これにより、具体的に私たちのサービスイメージを持っていただける様になりました。

より実践的で、マニアックで役に立つ動画を制作。一方で”教育的”にならないように、撮影場所やインサートを工夫しました。動画には、毎回異なる助産師が登場し、たくさんの助産師の個性も知れるように。これらの動画は医療機関や教育機関でも活用していただいているようです。

今回のプロジェクトの発起人でもあるタカラベルモント株式会社 メディカル事業部 事業部長 石黒部長のメッセージを中心に、タカラベルモント様の歴史や今回のプロジェクトに至った経緯を紹介。今までとこれからとの変化を印象的に伝えるエフェクトで、視聴者により新しい未来を想像してもらえるように工夫しました。

2021年、タカラベルモント様は100周年を迎えられました。その際、WWDなどの誌面に登場した100周年のポスターを制作させていただきました。それぞれの節目に製作されていた記念誌を拝見させていただき、そこからあえて違和感のある歴史的な写真を選択しました。赤文字で記した、「What do you desire in your life?」の文字には翌春よりイギリス駐在するタカラベルモント広報担当者様が、仲間たちに向けた強い思いが込められています。

名刺交換の時は、主張ではなく、相手の話をたくさん聞きたい。だからこそ、シンプルなデザインにこだわりました。一方で、繊細なおしゃれさを感じてもらえるようコーポレートカラーのブルーで小口染加工をしていただきました。メンバーが増えていく（名刺をたくさん重ねると）と、側面のブルーがより厚くなっていく。仲間と共に達成する事業成長への意気込みも表現しています。

何度も見返してしまう様な印象的なポスターは、実際に妊娠中の女性をモデルに招き撮影から行いました。赤ちゃんがいることで膨らんだお腹が魅せる曲線は唯一無二です。妊婦さん以外にも実際にタカラベルモント様で働かれている方をモデルにしたものも含め5パターン制作。社内でもよりプロジェクトを身近に感じていただけるきっかけになりました。

助産師に向けたノベルティ制作として、助産師、特に新人助産師や教育担当者が業務中持ち歩いているものさしとメモ帳をセットにしました。ものさしは、内診した時の子宮の出口を測定するものです。SDGsの観点からメモ腸は不足したらまた追加できるようリユース機能を意識し、長く使えるような工夫をしました。助産学生さんにも大人気です。

性教育のイメージを変えるゲームデザインや、プロダクトデザインにこだわりました。ゲームルールは誰かが勝ったり負けたりしない、協力型に。デザインは、没入感を楽しんでもらえるように本物感を意識しました。一方でキャラクターなどは、対象者である子どもたちとの距離ができないよう親しみやすいデザインに。本物の石を使用するなど質感にもこだわっています。

With Midwifeの本社オフィスはNTT西日本社屋内、QUINTBRIDGEという建物の中にあります。With Midwifeのコーポレートカラーのブルーを基調に、家具などもリラックスできるものを中心に選択していただきました。やさしくディスカッションできるラウンジや、みんなで一緒に働ける約5mのデスクがお気に入りです。