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With Midwife 代表 岸畑 聖月によるメッセージをご紹介します。

医療よりももっと前に、救えるいのちがある。
With Midwifeはさまざまな業界や組織と連携し、いのちにまつわる社会課題を解決します。

はじめまして、株式会社With Midwifeの岸畑聖月と申します。

私は、幼少期の闘病の経験からいのちについて深く考えるようになり、同時期に身近でネグレクトを目にしたことにより助産師を志しました。臨床で目の当たりにした、繰り返される中絶や虐待、産後うつなどの社会課題。日本の未来のために課題解決は急務であると痛感し、2019年に株式会社With Midwifeを創業いたしました。

みなさんは、妊産婦の死因の第1位は”自死”だということをご存知でしょうか?
医療の進歩により、日本は世界有数の赤ちゃんが安全に生まれる国となっていますが、このように医療よりももっと前に救えるいのちも多くあります。

出生数は年々減少していますが、中絶数は年間約14万件とほぼ横ばいです。正しい知識がないままに、キャリアと出産を天秤にかけ、結果的に不妊治療に至る方も多くいます。

その他にも、近年男性の育児参加が求められていますが、産後うつの割合が女性よりも男性の方が多くなっているという事実もご存じでしょうか。加えて、LGBTQ+や婦人科疾患、更年期など、私たちが取り組むべき課題は多岐にわたります。

かつて助産師は”産婆”といわれ、地域で家族の伴走者として活躍していました。しかし、戦後GHQにより、出産が病院に集約化されたことにより、助産師も病院へ働く場を変えました。出産が生活の場と切り離され、育児や健康に関する継続的な支援者がいなくなったことが、先に述べたような社会課題につながっていると私たちは考えています。

「医療より前に救えるいのちがある」
誰も孤独にならない、悲しいいのちを作らない、消えていったいのちまで大切に抱きしめられる。私たちWith Midwifeという新しい助産師のあり方が、現代を生きる個人や家族が抱えるさまざまな社会課題を、解決に導けると信じています。

ぜひ、私たちと共に100年、200年先の未来を明るくするため、一緒にこの課題に取り組んでいただけますと幸いです。

株式会社 With Midwife
代表取締役
岸畑 聖月
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